天中殺は自分次第【算命学】
こんにちは
以前、算命学の記事で、120年間のスパンの中で20年間訪れる『大運天中殺』のことをご紹介致しましたね。
今回は、それに属する『天中殺』のことを詳しくご紹介していきたいと思います
【天中殺とは】
天中殺とは、12年に1度、2年間、12カ月に2カ月間、12日に2日間というペースで、天が味方をしてくれない、時間と空間が不自然な時期のことです
誰にでも必ず、訪れます
その呼び名のイメージもあり、天中殺は悪いことが起こる時期だと思っている方も多いはず。
しかし、実は、それは違います
ゆったりと自分に向き合えば良い充電期になりますし、悪いことばかりではないのです
自分自身が、天中殺をいかに過ごすかが大切なのです
天中殺には、子丑・寅卯・辰巳・午未・申酉・戌亥の6種類あります。
この中から、自分がどの天中殺に属しているかを事前に知ることにより、災いを避ける事ができるのです
では、次に天中殺の種類別に、詳しくみていきましょう
【戌亥天中殺の特徴】
戌亥天中殺は、孤独感を感じやすく、スピリチュアルな世界や、現実世界での生活において、心の葛藤や悩みを持ちやすいです
とても穏やかな人だと、周りからは思われていますが、実は内面はとても複雑で、そのギャップがミステリアスな印象を与えます
最終的に自分しか信じられないので、頼れる人はいないと考えています。
とても孤独に感じますが、それらが逆境になり、自ら新しいものを生み出す力持っています
自分ひとりの力で成功を手にする事ができる宿命を持っているのです
【申酉天中殺の特徴】
常に忙しくしてしまう性格で、休むことを忘れて仕事や仕事関係の人、友人との関係を優先しがちで、家族のことは二の次にしてしまいます
ですので、結婚後は、家庭のことはパートナーに任せっきりになってしまい、夫婦関係や、家族関係に亀裂が入りやすいので注意が必要です
行動力があるので、歳を取っても若々しく、年齢よりも若く見られることも多いでしょう
良く言えばマメな人とも言えますので、社会に出ると、ズバ抜けた社交性で人間関係構築を上手く作り、人脈で上にのし上がって行けます
【午未天中殺の特徴】
午未天中殺は、子孫や、部下運が良くありませんわかりやすく言うと、長男が生まれたとしても家業をつがず親元を離れて活躍するような感じです
目下の運がない代わりに、生まれながらに『末代運』を授かっています。
末代運とは、家計を纏められる力や、綺麗に後始末ができる力の事です。
いい因縁も悪い因縁も自分の代で断ち切って、次の新たな世代へ託す役割を達成できる宿命を持っています
【辰巳天中殺の特徴】
辰巳天中殺は、精神性や心の世界の位置が欠けています
それにより、周りから浮いてしまいがち
ですが、独特なオーラを放っており、存在感のある人でもあります。
家族の中でも一人だけ個性的な子供として周囲に映ります。
もともと、家系からもはみ出る運を持っているため、生まれ持った独自の世界観を確立している人です
一見、集団の中で浮きやすくはみ出し者的存在ですが、とても頼りになる人です。
頭で考える前に行動する方が現実的だと考えていて、どんな環境に放り出されても生きていける、しぶとさや、したたかさがあります
【寅卯天中殺の特徴】
6種類ある天中殺の中で一番エネルギッシュでパワフルな運勢を持っています
ひとつのことに打ち込んでしまうと、視野が狭くなりがちで、デリカシーに欠ける行動が目立つ時もあります
そのため、結果的に仕事で行き詰まることがあります
良く言えば、一途でまっすぐ
エネルギッシュなので目的を果たすまでやり遂げることができます
男性はお偉いさんに。
女性は、デキるキャリアウーマンになる宿命を持っています
【子丑天中殺の特徴】
目上の人や、親などの援助を受けにくいので、若い時に苦労する運勢です
若い頃は世の中にいる人は目上ばかりなのに、その目上から助けを得にくいとなると、頼れる存在は自分自身しかいません
また、不満がたまって親に反抗的な態度を示すようになるなど、親子関係も悪くなりがち
しかし、若い頃から、頼れる存在は自分自身しかいない環境に揉まれるので、自ずと自立心・独立心が若いうちから得ることができ、しっかり者になります
さらに、とても努力家で、辛抱強いので、物事を積み重ねていく事ができ、中年期以降に成功する宿命を持っています
いかがでしたでしょうか
天中殺からは自分の欠点や弱点がわかります
その欠点、弱点から逆転の発想で長所も見いだすことができるのです
自分次第で変えられる運命
良い方向に進めて行きましょう