大アルカナ解説 その3
こんにちは
今回も、前回に引き続き、大アルカナカードをご紹介していきますね
それでは早速いきましょー
【死神（デス）】
引用元：wikipedia
悪しきを絶ち、新たな未来へ向かいましょうという意味を表します
ものごと始まりがあれば終わりがあります。
その終わりは新たなる始まりでもあります。今よりもより良い人生のために、今の生活を終わらせるのです。
しかし、あくまでも【死神】です。ちゃんときっぱりと終了させない限り、次の始まりはやって来ません。
今までの反省がないまま次のスタートをしても、結局は同じことの繰り返しです。
自分のどこを捨てるのか、何を継続するのかを徹底的に熟慮する必要があります。
【死神】は自分を劇的に変えない限り新しいスタートはやってこない事を表しているのです。
《正位置》
今継続していることを終了させるべきです。
完全に終了させないと次のスタートが切れません。中途半端ではチャンスを逃します。
《逆位置》
新たなスタートのために自分の中の善悪を見極め、悪を捨て去りましょう。
ダメになったものにいつまでもしがみついていてはなりません。
【節制（テンパランス）】
引用元：知識０から始まる占いのたびへ
自然体の力が成功へのカギである事を意味しています
私たちにはできることとできないことがあります。大切なのは、何が得意で何が不得意なのかを知ることです。
それが成功に近づくカギです。
自分ができること、得意なこと、それは自分の個性です。自分の持っている個性の全てをバランスよく上手に使えば、うまく行きます。
《正位置》
リラックスし、自然体の自分になりましょう。
《逆位置》
いっぱいいっぱいになっているので、無理をすることを一旦止めましょう。
【悪魔（デビル）】
引用元：無料占い相談所
あなた自身に対しての警告を意味します
状況を変えることを面倒に思い、楽な現状に流されています。同じことを継続していても、同じものを得られるとは限りません。同じことの継続では、今よりも確実に悪くなっていくのです。そして、気づいた時には既に手遅れになっているかもしれません。
新しい発想を持ち、現状を打破する強い意志と行動力が必要です。
《正位置》
欲に支配されています。当初の自分の目的を思い出す必要があります。
《逆位置》
何がダメでどうすればよいのか自分では分かっています。それを行動に移しましょう。
【塔（タワー）】
引用元：占いしようよ
神の望むもの、望まざるものを意味しています
【塔】はバベルの塔をモチーフに描かれています。
石の替わりにれんがを、しっくいの替わりにアスファルトを用いて塔は造られました。人間たちは最先端の技術を手に入れたので、神に近づけると思ったのです。しかし神は人間の傲り、傲慢を許しませんでした。
自分の努力、発想力などにより私たちは日々進化しています。しかしそこに傲りや傲慢さがあれば、自分の地位はたちまち失墜してしまうことを【塔】は教えてくれます。
《正位置》
現状の見直し、改善が必要です。今すぐ徹底的に変えなければなりません。
このままでは自分が思っている以上に悪い、最悪の事態に陥ります。
《逆位置》
変化は突然起こります。一刻も早く自分を見つめ直すことです。
全てを無にすることです。中途半端では悪化していく一方です。
【星（スター）】
引用元：wikipedia
本当の自分が望むものが、それが自分の可能性だという意味を表します
子供の頃はたくさんの夢があります。
大切なのは、その夢の動機、目的です。それらを確認してみましょう。たくさんの夢に共通している何かが見つかるはずです。
そこから全ての夢の動機を満たした新しい目標、全てをかなえる新しい夢を見つけてみましょう。
【星】は夢に向かうことのすばらしさ、慈愛の心で尽くすことのすばらしさを教えてくれます。
《正位置》
自分に素直に従い、可能性を追求しましょう。
《逆位置》
自分のことを過小評価しています。たくさんのチャンス、可能性を活かせていない状態です。
いかがでしたか？
塔や悪魔など、一見恐ろしいカードも、意味合いによっては希望の光になりうることがわかりましたね
意味を知ったら、怖そうなカードを過剰に気にせず、占いに行くことができそうですね
